コロナ禍の今でも「結婚式はして良い」と考える理由

こんにちは。サカシタサヤカです。ご覧いただき、ありがとうございます。

一週間先の状況もどうなるかわからない、不安だらけな世の中。

結婚式をやって良いのだろうか・・・そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

個人的な見解ですが、私はコロナ禍の今も「結婚式をして良い」と考えています。

新型コロナウイルスは何故こんなに恐れられているのか、どうして「結婚式をして良い」と考えるのか、結婚式を控えているプレ花嫁さんを応援する気持ちで説明します。

コロナが恐れられている理由

新型コロナウイルスはどうしてこんなに恐れられているのでしょうか。

経済を止めてまでウイルスの拡大を防がなくてはいけない理由は何なのでしょうか。

インフルエンザと違う扱いなのは、何故なのでしょうか。

現時点でわかっている内容をまとめてみました。

※2020年12月3日時点の情報です

急激に悪化し亡くなることがあるから

新型コロナウイルスの厄介なところは、無症状感染者が多いということです。

無症状ならウイルスに感染しても良くない?と思うかもしれませんが、そうとも言い切れません。

通常、人間の身体にウイルスが侵入してくると免疫システムを活性させ、発熱などでウイルスを攻撃して抵抗します。

しかし、新型コロナウイルスはこの免疫システムを活性させるための警報物質が働かないことが多いようです。

そのため熱がでたりせず、無症状なのです。

そうすると、私たちの身体は侵入してきたウイルスを攻撃することなく、ウイルスは体内でどんどん増えていきます。

たくさん増えたウイルスによって突然体調が悪化し、最悪亡くなってしまうという恐ろしさがあるのです。

これは高齢の方だけではなく、20代30代の若い年齢層であっても起こりうることなのです。

医療崩壊が懸念されているから

新型コロナウイルスは季節性インフルエンザと比較されることが多いですが、季節性インフルエンザでは人口呼吸器が不足したり、医療崩壊が起こったことはありません。

それはワクチンがあり、ある程度予防ができること、多くの治療薬が開発されていることなどが考えられます。

新型コロナウイルスの怖さは急激に悪化することです。

高齢の方や持病のある方は重症化リスクが高いと言われているので、特に油断できません。

また、症状が悪化した際には人工呼吸器が必要となるし、多くの看護師たち、医療人材が必要となります。

そういったことから、他の手術などを断って病床の確保や医療人材を確保したり、医師や看護師が休めなくなったり、もちろん医師や看護師が新型コロナウイルスに感染した場合は働けないので、医療崩壊が起こるのではないかと心配されています。

薬がなく治療法が確立していないから

新型コロナウイルスはまだまだわからないことだらけ。

特効薬もないし、どうしたら重症化を防げるかも明確な治療法は確立していません。

医師や看護師の努力によって、最初の頃よりは対応できるようにはなってきていますが、絶対に効く薬があるわけではありません。

新型コロナウイルスは変異しやすい種類のウイルスなので、いつ変異するかもわかりません。

わかっていないことがたくさんあり、治療法も確立していないので、気をつけないといけないのです。

筆者の考えは「結婚式はしても良い」

私はコロナ禍の今でも「結婚式はしても良い」と考えています。

世の中様々な考えや意見があると思いますが、どうしてそう思うのか、一人の意見としてご紹介します。

筆者の基本情報

私は30代女性です。

同居家族は同い年の夫のみ。

近くに実家があるので、60代後半の父親とはよく会います。

父親は持病があるので、新型コロナウイルスにかかってしまったら大変だと心配しています。

父親と同居している妹はコロナ病棟の看護師です。

東京在住ですが、市部なのでそれほど感染者が多い地域ではありません。

なぜ「結婚式はしても良い」と思うのか

結論から言うと、一生に一度の大きなイベントだからです。

コロナを心配することなく結婚式ができる時期まで結婚式をしないという選択もありだとは思いますが、どうしても早く結婚式をしたい事情のある方もいると思います。

すでに予約をしている結婚式もあるかと思います。

政府が緊急事態宣言をし外出が許されない状況になってしまったら難しいのかもしれませんが、結婚式は不要不急のものではないと考えています。

結婚式は優先度の高い行事です。

だから「結婚式はしても良い」と私は考えます。

結婚式を応援するために心がけていること

結婚式を予定している人たちが無事に結婚式を挙げられることを切に願っています。

日々の感染者数に怯えながら結婚式準備をすることに心を締め付けられます。

新型コロナウイルスが少しでも収まってくれれば、その不安が軽減されるのではないかと私は考えています。

だから、私は新型コロナウイルスの感染が拡大するようなことは避けています。

旅行にも行っていないし、友達との会食も限られた友達と1~2か月に1回程度しかしていません。その場合も友達と2人きりなど、大人数での会食はしません。

もちろん外出する時は常にマスクをしているし、人が多い場所には極力行かないようにしています。

この自粛生活が功を奏して、新型コロナウイルスの感染拡大が防げれば良いなと思っています。

コロナ禍での結婚式で心得ないといけないこと

私は結婚式をすることを応援していますが、コロナ禍で結婚式をするには今まで考えなくて良かったことも考える必要があります。

心苦しいですが、ある程度の覚悟が必要です。

どんなことを心得る必要があるのか、ご紹介します。

新郎新婦含め、コロナに感染したら出席できないリスク

万が一、新型コロナウイルスに感染してしまったら、結婚式には出席できません。

それは新郎新婦も同じ。

濃厚接触者に認定されてしまった場合も出席できません。

ゲストが突然欠席になるリスクもあります。それは複数人欠席になることもあり得るということです。

予定通りにいかない可能性が直前まであるというリスクは覚悟しておく必要があります。

コロナに対する考えは人それぞれということを理解する

これを一番理解していただきたいです。

自分が思っている以上に新型コロナウイルスを警戒している人もいれば、とても軽視している人もいます。

どの人も間違っていません。

新型コロナウイルスは専門家でさえ、まだわからないものですから。

カズレーザーさんは「自分の命の守り方」の違いだと言っていました。

自分の考えを人に押し付けることなく、色んな考えがあるんだということを受け入れて欲しいです。

ゲストを招待する際には感染対策の内容を伝える

先ほども述べたとおり、新型コロナウイルスを過剰に心配する人もいます。

結婚式に来てくれるゲストの新型コロナウイルスへの不安が少しでも軽減されるように、どのような感染対策をおこなうのか、きちんと伝えると安心材料になります。

結婚式場側と相談して、どんな感染対策をしてくれるのか明確にしておくと良いでしょう。

ゲストに渡す招待状の中に感染対策の内容が記載されたカードを同封すると、ゲストも参列できるかどうかを考えやすいです。

結婚式場が用意してくれる場合もあるので、確認してみてください。

こまめにゲストへ状況を連絡する

世の中の感染者が増えると、ゲストは「結婚式はするのかな?」と心配になります。

心配が重なると結婚式へ行くことが不安になってしまうのです。

それを回避する意味でも、こまめにゲストへ現在の状況を連絡する必要があります。

政府の方針が突然変更されて先が読めない部分もありますが、「遅くても〇月〇日までには最終判断をします」などと、現時点での状況でも大丈夫なので、こまめに状況を伝えるようにしましょう。

遠方ゲストが多い場合は要注意

遠方ゲストは人一倍不安要素が多いです。

感染者が少ない地域から、感染者が多い地域へ行く場合は想像以上に心配かと思います。

万が一新型コロナウイルスを地元に持って帰ってしまったら、もうそこには住めないという地域もあるようです。

また、県またぎの移動を政府によって制限される可能性もあります。

行きたくても行けない、こちらが思っている以上に新型コロナウイルスが怖い、などと様々な葛藤もあるでしょう。

きめ細やかな配慮が必要となります。

まとめ

筆者の私はコロナ禍の状況でも「結婚式はして良い」と考えています。

しかし強くお伝えしたいのは、新型コロナウイルスに対する考えは人それぞれだということです。

まだよくわかっていないものだし、専門家の意見も割れている状況。

風邪程度と考える人もいれば、命に係わる重大なウイルスと考える人もいます。

だからゲストのどんな意見も広い心で受け入れて欲しいです。

理解できなくて苦しいこともあるかもしれません。

でも、「そういう風に考える人もいるんだ」と多様性を受け入れて、「どうしたらその不安を取り除けるかな?」「どうしてあげたら良いのかな?」と広い心で対応して欲しいです。

大切な結婚式で、たくさんの人にお祝いして欲しい気持ちもわかります。

でも新型コロナウイルスによって大切なゲストとの絆に傷が入ってしまうことが何よりも悲しいです。

どうかどうか、みんなが広い心で様々な考えがあることを理解しあって、最高の結婚式を迎えることができますように、心の底から祈っています。

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