こんにちは。サカシタサヤカです。ご覧いただき、ありがとうございます。
新型コロナウイルスの心配があるなかの結婚式。
できるだけ感染リスクは減らしたいもの。
そこで気になったのが『芳名帳』。
芳名帳の必要性と感染リスクを調べてみました。
コンテンツ
芳名帳とは?
冠婚葬祭の時に、参列者が名前や住所などを記入する帳簿のこと。
結婚式では受付のタイミングでゲストが一人一人記入するのが一般的です。
『ゲストブック』と言ったりもします。
芳名帳は式場側が用意してくれる場合もありますが、新郎新婦が用意する場合のほうが多いようです。
芳名帳は必要?
芳名帳は用意すべきアイテムなのでしょうか?
あるとどんなことに役立つのかピックアップしてみました。
出欠確認の代わりになる
参列してくれたゲストが一人一人名前を書いてくれるので、出欠確認になります。
ただ、受付時に受付担当の人が名簿で出欠確認をするので、芳名帳だけが出欠確認のアイテムというわけではありません。
名簿と芳名帳でダブルチェックをするといった使い方になります。
名前の確認に使う
芳名帳はゲスト自身が名前を書くので、漢字や正式な名前の表記などを確認するのに役立ちます。
住所を書く欄のある芳名帳の場合は、住所録代わりにもなります。
ただ、名前も住所も、結婚式の招待状への返信ハガキで確認できるので、そこまで芳名帳にこだわる必要はなさそうです。
”あるのが普通”と思っている人多数
昔から冠婚葬祭の受付で『芳名帳に記入する』という文化があるので、ご高齢の方は特に”あるのが当たり前”と思っている方が多いです。
そのため、【芳名帳がない】となると、何か物足りないと感じられてしまう可能性もあります。
結婚式の記念になる
結婚式に参列してくれたゲストが自ら一人一人記入してくれるので、結婚式の記念になります。
「あの人、こんな字を書くんだな」って、あとで見返すと楽しかったり、意外な発見があることもあります。
最近はデジタル社会なので、自筆を見るってなかなか貴重な機会だったりします。
★『芳名帳は必要?』に対する筆者の考え
私自身の結婚式の際には、結婚式プランに芳名帳が含まれていたので、結婚式場が用意してくれました。
そのため、何も考えずに、芳名帳は受付時に必要なアイテムなんだな・・・くらいの気持ちでした。
結婚式後、ゲストが記入してくれた『芳名帳』を見て、みんながどんな字で書いてくれたのかを見るのが意外と楽しかったです。
しかしその後、芳名帳を見返したかというと、それっきりです。
名前や住所は招待状を送る際に作成した、Excelの住所録を活用しているので、芳名帳を住所録として使うことはありません。
結婚式の記念として、クローゼットの中で今も眠っています。
芳名帳の種類
芳名帳にも様々な種類があります。
手作りする人も多いので、内容は新郎新婦の好みで自由自在です。
従来の芳名帳定番デザイン
従来の芳名帳は1ページに複数人の署名が入ります。
1人ずつ順番に書いてもらうので、ペンも使いまわすし、順番待ちが発生します。
ただ、名前だけだったりと記入する項目が少ないので、ゲストの負担は少ないです。
カードタイプの芳名帳
最近はカードタイプの芳名帳があります。
ゲストは1人1枚、それぞれ記入します。
招待状を送る際に、この芳名帳カードも同封して、ゲストには事前に書いてきてもらいます。
当日はゲストから芳名帳カードを回収するだけなので、とてもスムーズです。
バインダー付きのものも売っています。
芳名帳から見えるコロナの不安
芳名帳があるかないかによって、考えなくてはいけないコロナ対策があります。
どんなことが懸念されるのか、まとめてみました。
接触感染の危険
従来の結婚式では、受付の際にゲスト一人一人に記入していただいていました。
そのため、記入するためのボールペンなど、筆記用具は使いまわしです。
前の人が使ったペンを次の人も使って、名前を記入します。
コロナ禍の今、心配なのは【接触感染】です。
万が一、コロナウイルスがついている手でペンを使い、次のゲストがそのペンを使うと手にコロナウイルスが付着する可能性があります。
そこから感染が広まってしまう場合も考えられます。
もしもペンを使いまわすのであれば、一回一回消毒したり、【接触感染】を防ぐ対策が必要です。
受付に時間がかかり密の危険
ゲスト一人一人が記入するということは、それなりに時間がかかります。
受付は挙式後~披露宴開始までの間におこなうことが多いので、ゲストが受付するタイミングが重なり、従来の結婚式ではゲストが列になって順番を待つことになります。
そこで心配なのが、【密】です。
ソーシャルディスタンスで並ぶ?
受付を広くする?
【密】にならないような、対策が必要になります。
今おすすめなのはカードタイプやウェディングドロップス
上記のように、『芳名帳』にもコロナのリスクはあります。
そのリスクを少しでも軽減してくれる『芳名帳』をご紹介します。
カードタイプの芳名帳の例
カードタイプの芳名帳であれば、1人1枚をゲストが自宅で記入して持ってくるスタイルなので、ペンの使いまわしや、受付での混雑といったリスクを減らすことができます。
カードタイプの芳名帳の基本的な内容は、名前、住所、電話番号、メッセージです。
年賀状や贈り物などを送る際に必要な情報をもらっておくと、何かあるときに役立ちます。
電話番号がなく、イラストでかわいくしているデザインもあります。
内容に決まりはないので、手作りする場合は、自分たちが欲しい項目を作って問題ありません。
生年月日や血液型などの記入欄を作っても、面白いかもしれませんね!
ウェディングドロップスって何?
様々な形のドロップ(チップ)にゲストから署名やメッセージを記入してもらい、そのドロップをフレームに入れて完成させるウエディングアイテムです。
ドロップの形はハートモチーフや、スターモチーフ、フラワーモチーフなど、結婚式のテーマによって選ぶことができます。
芳名帳は手作りもできる!
芳名帳は手作りしている人もたくさん!
結婚式のテーマに合わせたデザインにしたり、ゲストに書いて欲しい内容を盛り込んだり・・・
100円ショップの商品でも作れるので、チャレンジしてみては!?
まとめ
厄介な新型コロナウイルス。
そのせいで、今まで当たり前だったことが、当たり前にできなくなってしまいました。
でも悪いことばかりではありません。
今まで何も考えずにやってきたことを、本当に必要なものなのか精査できるチャンスにもなりました。
今回は『芳名帳』を取り上げてみましたが、ただゲストに名前を書いてもらうだけの『芳名帳』より、何かプラスできたほうが楽しいし、記念になります。
感染症対策をしつつ、どうすればもっと楽しくなるかな?
今までの結婚式では思いつかなかった素敵なアイディアを実現してみてください☆
卒花ミュージシャン。
2013年7月に神戸のリゾートホテルで結婚式を挙げました。
ゲスト94名で最終金額が284万円。
節約しつつも満足が最優先!
ゲストにとって「いくつか参列した結婚式の1つ」ではなく、「ほかにはない、ずっと思い出に残る結婚式」を目標に全身全霊をかけて準備しました。
その甲斐あって、5年以上経った今でも話題になります。
そんな経験やアイディアを紹介し、1組でも多くのカップルの役に立ちたい!!という思いで、このサイトを運営しています。
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