こんにちは。サカシタサヤカです。ご覧いただき、ありがとうございます。
今回は結婚式当日にご両親がやるべきことをまとめました。
想像以上にご両親のやることはたくさんあります。
多くの結婚式はご両親が、自分たちの子供の結婚を披露するためにゲストを招待するというスタンスです。
ゲストに失礼のないよう、おもてなしをする必要があるのです。
事前に説明して、スムーズな結婚式を心がけましょう。
コンテンツ
両親に当日お願いする役割を説明しておく
親としての結婚式に慣れている方はあまりいません。
大切なのは、お願いしたいことを事前にわかりやすくご両親に伝えておくことです。
一般的に結婚式当日にご両親がやることをご紹介しますので、参考にしてみてください。
結婚式当日に両親がやること
あいさつ編
基本的には新郎側の親は新郎側のゲスト中心に、新婦側の親は新婦側のゲストを中心に挨拶まわりをします。会場スタッフなどへは新郎側、新婦側に関係なく、挨拶をします。
会場スタッフへ
当日、一番お世話になるのが会場スタッフです。
ご両親からも気持ちの良いご挨拶をするように心がけたいものです。
数十年前は心づけを渡すのが一般的でしたが、現在は受け取らない方針の会場が多いです。相手が困るようなら渡さないようにと伝えておきましょう。
受付係へ
ゲストの中で当日一番忙しい思いをするのが、受付係です。
みなさまからのご祝儀を代わりに受け取ってくださるので、挨拶は欠かせません。
また、受付時間終了後はご両親が集まったご祝儀を受付係から受け取るので、お互いに顔を認識しておく必要があります。開場前の落ち着いている間に挨拶をするように伝えておきましょう。
主賓、乾杯の音頭を取る人、(媒酌人)などへ
結婚式での大役を担ってくださる方です。丁寧な挨拶のほか、お心づけや車代を渡す必要があります。
ご両親は初対面である場合も多いので、席次表とお名前、写真などを事前に見せておくとスムーズな挨拶ができるでしょう。新郎新婦とどのような関係の方なのかも伝えておきましょう。
親族へ
遠方からお越しいただく親族もいるでしょう。
あまりお会いしない親族もいるでしょう。
大人としてのマナーですが、どなたにも分け隔てなく接するように心がけてもらいましょう。
仲の良い方とばかり、おしゃべりするのはNGです。
役割編
挙式リハーサル
挙式スタイルによってする場合としない場合があります。
神前式の場合は両家のご両親、キリスト教式の場合は新婦側の父親、ベールダウンをする場合は新婦側の母親、人前式の場合は各会場のスタイルによって変わります。
両親にも心の準備が必要なので、挙式内容が決まり次第伝えておきましょう。
親族の祝電チェック
親族から祝電を頂いた場合、披露宴内で読み上げるかをご両親に確認してもらいましょう。
のちのち親族トラブルにもなりかねませんので、注意が必要です。
親族紹介
両家の親族が集まって、それぞれ新郎新婦との続柄を紹介します。
それぞれの父親がそれぞれの親族を紹介していくスタイルが一般的ですので、母親方の親族がわからなくて紹介時に戸惑うことがないよう、親族全員を紹介できるように準備をお願いしておきましょう。
集合写真の並び順指示
新郎新婦を中心に両家の親族との集合写真を撮ることがあります。
基本的には真ん中に新郎新婦、その両脇にそれぞれの両親が座ります。
それ以外には特に決まりがないので、スムーズに写真撮影に臨めるよう、ある程度決めておいてもらいましょう。
新婦のサポート
新婦の母親は新婦のサポートをしてもらいます。
新婦は窮屈な衣装だったり、緊張だったりで予想外に体調を崩すことも多いです。
そんな時に母親のサポートは心強いですね。常用薬がある場合は持っていてもらいましょう。
ご祝儀の保管
受付係が集めてくれたご祝儀はかなりの金額になります。
その保管まで受付係にお願いするのは負担が大きすぎます。
ご両親が受け取り、会場と相談の上、ご両親が責任をもって保管をするように伝えておきましょう。
歓談タイムのお酌
ゲストは全員、自身の子供がお世話になっている方です。
初対面、顔馴染みに関係なく、歓談タイムにはお酌をして周ってもらうようにしましょう。
披露宴お開きの挨拶
新郎側の父親がするのが一般的です。
新郎新婦と両家を代表して、お祝いに来てくださったゲストの皆様に感謝の挨拶をします。
新郎側の父親にとっては一番の大役ですので、早めに伝えて、ゲストの皆様に失礼のないよう準備をお願いしましょう。
ゲストお見送り
披露宴がお開きになった際、新郎新婦と共に会場の外に並び、ゲスト一人一人にお礼を伝えます。
新郎側、新婦側に関係なく、どのゲストにも心をこめてお礼を伝えてもらうようにしましょう。
まとめ
冒頭でもお伝えしたとおり、結婚披露宴は基本的に親がゲストを招待し、自分たちの子供の結婚を報告するものです。
今日においては新郎新婦主導で準備をすることが多い結婚式ですが、その親も重要な役割を担っていることは今も昔も変わりません。
新郎新婦とご両親とでゲストへのおもてなしの方針を共有して、ご年配のゲストも、子供のゲストも、会場スタッフも、みんなが気持ち良く結婚式を楽しめるような雰囲気作りを心がけましょう。
卒花ミュージシャン。
2013年7月に神戸のリゾートホテルで結婚式を挙げました。
ゲスト94名で最終金額が284万円。
節約しつつも満足が最優先!
ゲストにとって「いくつか参列した結婚式の1つ」ではなく、「ほかにはない、ずっと思い出に残る結婚式」を目標に全身全霊をかけて準備しました。
その甲斐あって、5年以上経った今でも話題になります。
そんな経験やアイディアを紹介し、1組でも多くのカップルの役に立ちたい!!という思いで、このサイトを運営しています。