こんにちは。サカシタサヤカです。ご覧いただき、ありがとうございます。
結婚式の引出物で一番多く選ばれているのが、カタログギフト。
ゲストが欲しい物を選べるので、根強い人気です。
でもその一方で、カタログギフト内に欲しい物がなく、仕方なしに商品を選ぶこともあります。
そんなカタログギフトのメリット・デメリットを分析してみました。
コンテンツ
カタログギフトって何?
贈り主が予算にあったカタログを選び、受け取ったゲストがそのカタログの中から欲しい商品を選んで、ハガキやネットなどで申し込みをします。
申込後、数週間くらいで選んだ商品がゲストへ直接配達されるというものです。
カタログギフトは、ブランド品をたくさん扱っているものや、グルメだけのもの、温泉などの体験チケットを選べるものなど、様々です。
そのため、ひとくくりにカタログギフトを引出物に選んだとしても、年齢や性別によってカタログギフトの種類を贈り分けることもできます。
カタログギフトのメリット
受け取ったゲストが好きな商品を選べる
たくさんの商品の中から、ゲストが欲しい商品を選べるのが、カタログギフトの最大のメリットです。
仲良しゲストだからと言っても、その時に欲しい物が何かまではわかりません。
カタログギフトだったら、贈り物としては選びにくい、生活用品も選んでいただけます。
持ち帰りやすい
食器や鍋などの重い物は、持ち帰るのが大変です。
着替えなどの荷物が多いゲストもいるし、二次会や三次会など持ち歩かなくてはいけないゲストもいます。
遠方のゲストがいる場合は特に、電車や飛行機での移動は大変です。
その点、カタログギフトはコンパクトなので持ち帰りやすいというメリットがあります。
様々な商品がある
レストランの商品券や温泉宿泊券などが選べるカタログギフトもあります。
グルメだけのカタログもあります。
人気のブランド品から生活用品まで、本当に様々な商品を扱っています。
もらって嬉しい引出物に選ばれている
マイナビウエディングによると、「ゲストに喜ばれる人気の引出物ランキング」でダントツの1位です。
好きな商品を選べることが、欲しくない物を受け取るよりずっと良いと思われているようです。
カタログギフトのデメリット
新郎新婦のこだわりが感じられない
ゲストが好きな商品を選ぶため、新郎新婦こだわりの引出物という想いは伝わりにくいのが、カタログギフトのデメリットです。
やっぱり、新郎新婦が考えて選んだ引出物には勝てないようです。
値段の想像がつきやすい
同じ価格帯の商品がたくさん掲載されているカタログギフトは、値段の想像がつきやすいものです。
さらに、カタログギフトのコース値段はある程度決まっています。
「2000円コースだな・・・」「5000円コースかも!!」などと、良くも悪くも想像がつきます。
重複する可能性がある
ダントツで多くの新郎新婦が選ぶカタログギフト。さらにカタログギフトを贈るのは結婚式の引出物だけではなく、プレゼントなどとしても選ばれています。
そのため、過去に別の方から受け取ったカタログギフトと同じカタログを贈ってしまう可能性もあります。
欲しい商品が見つけられないこともある
たくさんの商品が載っているカタログギフトだけど、必ずしも欲しい商品があるわけではありません。
欲しい商品がないのに、何か1つ選ばなくてはいけないのは苦痛ですし、労力も必要です。
面倒と思うゲストもいる
商品を1つ選んで、ハガキやネットで申込みをし、配達される商品を受け取るというのは、なかなかの手間です。
とても忙しい毎日を過ごしている方にとっては、面倒だし迷惑と思われる可能性もあります。
安っぽい商品になる可能性がある
カタログギフトの価格には、カタログギフトメーカーへの手数料も含まれています。
3000円のカタログギフトを選んでも、そのうちの700円くらいが手数料。そのため、掲載されている商品は2300円相当のものです。
2300円の商品をゲストに選んでもらうより、3000円の何かを選んで贈ったほうが、喜ばれる可能性もあります。
カタログギフトを選ぶ際の注意点
中身を確認して選ぼう
多くのカタログギフトはホームページで電子版を確認することができます。
一度、自分たちでカタログギフトの中身を確認し、自分たちが欲しい商品が複数あるか、ワクワクするような商品が複数あるか、などを必ず確認しましょう。
何冊か比べてみよう
同じ価格帯のカタログギフトでも、カタログギフトメーカーや、ブランドなどによって、本当に様々な種類があります。
グルメが載っている、載ってない、人気ブランド品が多い、体験型商品があるなど、それぞれのカタログギフトにも様々な強みがあるので、何冊か比べてみましょう。
まとめ
カタログギフトに限らず、どんな引出物にもメリットとデメリットはあるものです。
でも、受け取ったゲストが欲しい商品を選ぶカタログギフトは、ゲストに手間をかけてしまうことが特徴です。
女性ゲストはお買い物感覚で商品選びも楽しめることが多いですが、男性ゲストは面倒に感じる人が多いでしょう。
若いゲストと年配ゲストでも、カタログギフトに対するイメージは異なります。
自分たちが招くゲストの特徴をしっかりと考え、カタログギフトが引出物として一番良いのかどうかを、じっくり考えましょう。
2人がゲストのことを第一に考え、選んだ引出物であれば、きっと想いは届くはずです。
卒花ミュージシャン。
2013年7月に神戸のリゾートホテルで結婚式を挙げました。
ゲスト94名で最終金額が284万円。
節約しつつも満足が最優先!
ゲストにとって「いくつか参列した結婚式の1つ」ではなく、「ほかにはない、ずっと思い出に残る結婚式」を目標に全身全霊をかけて準備しました。
その甲斐あって、5年以上経った今でも話題になります。
そんな経験やアイディアを紹介し、1組でも多くのカップルの役に立ちたい!!という思いで、このサイトを運営しています。