こんにちは。サカシタサヤカです。ご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは本籍地。
入籍の際、必要になってくるのが本籍地。
どちらかの本籍地を引き継ぐこともできるし、新しい住まいを本籍地にすることもできます。
また、好きな場所を本籍地にすることだってできちゃう!
でも、本籍地って戸籍に直結することなので、ふたりの意見だけで決められないこともあります。
先輩カップルがどのように、本籍地を決めたのかを調べてみました。
コンテンツ
本籍の基礎知識
本籍とは?
まず、本籍とは何なんでしょうか。
それは、戸籍のあるところです。
戸籍を作成する際に基準となるのが、本籍です。
戸籍は日本に存在している人物であることの証明です。
本人確認や親族関係の確認などに使われますが、身近な例としては、パスポートの取得や年金の受給などの際に必要です。
変更できるの?
本籍地は途中で変更もできます。
「転籍」と言います。
ただ、本籍地を何度も変更した際のデメリットがあります。
万が一亡くなった際、相続手続のときに、生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍謄本が必要になります。
1つの本籍地の場合は1つの役所へ請求すれば手に入りますが、何度も本籍地を変更していた場合は、全ての役所に戸籍謄本をそれぞれ請求しなくてはなりません。
将来の手続きにおいて、大変な思いをする可能性がありますので、なるべく動かさない方が良いです。
婚姻で設定する本籍
前項で述べたとおり、本籍は途中で変更もできますが、婚姻届の記入項目に「新しい本籍」があります。
婚姻届を提出する際に、ふたりの「新しい本籍」をどこにするか決める必要があります。
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先輩カップルは本籍をどのようにしたか、見ていきましょう。
参考:みんなのウェディング
第1位 パートナーの実家 48%
理由:代々の習わしだから、賃貸ではない住所にしたかったから
やはり、「跡継ぎ」という考え方が残る家や地域では、入籍して名乗る姓の実家、あるいは代々受け継いできた本籍地に新しい2人の戸籍を作るようです。
また、結婚当初は賃貸に住む場合も多いため、転居が考えにくい実家の住所を本籍にしておくカップルも多いようです。
第2位 新郎新婦の新居 37%
理由:新たなスタート地だから、戸籍謄(抄)本を取りに行くのが便利だから
「跡継ぎ」問題などをクリアし、新たな本籍を設定できるカップルは新住所を本籍とする場合が多いようです。
入籍して、いよいよ夫婦として一緒に暮らし始める住所だという想いですね。
また、パスポート作成などに戸籍謄(抄)本が必要であり、本籍地の役所で取得する必要があるので、その取得の手間を考えて、新住所と一緒にしておくという考えもあるようです。
第3位 自分の実家 7%
理由:相手の親より自分の親のほうが手続きを頼みやすいから
委任状があれば、本人でなくても戸籍謄(抄)本は取得できます。
相手の親には頼みづらいですが、自分の親なら頼みやすいですね。
そのため、あえて頼みやすい実家を本籍にしておくカップルもいるようです。
好きな場所を本籍にする
日本国内で、住所が存在している場所であれば、どこでも本籍地にできます。
住んだことのない場所、他人の土地・・・。
そんな場所でも住所さえわかれば、本籍地にできるんです。
そこで、こんな本籍地を選ぶ人もいる!というのをまとめてみました。
東京ディズニーリゾート
デートした思い出の地だったり、プロポーズされた場所だったり、大好きな夢の国という理由で選ばれているようです。
富士山山頂(頂上)
世界遺産となった富士山。
ご存じのとおり、日本で一番高い場所です。
そんな富士山を本籍地に選ぶ人も多いようです。
皇居
1番人気が「皇居」なんです!
天皇陛下しか住めない場所ですからね。
しかも皇居の住所って覚えやすいんです。
「東京都千代田区千代田1-1」
覚えやすさも人気の秘密かな?
日本の最端地
最北端:宗谷岬(北海道稚内市)
最南端:沖ノ鳥島(東京都小笠原村)
最東端:南鳥島(東京都小笠原村)
最西端:与那国島(沖縄県八重山郡与那国町)
最端地が本籍ってカッコ良いけど、戸籍謄(抄)本は各本籍地の役所に発行依頼をしなくてはいけないことを忘れずに!!
小笠原村は船便しかないので、大変です・・・。
まとめ
みなさん、新しい本籍地の候補は決まりましたか?
結婚当初は戸籍謄(抄)本が必要なことも多いので、住んでいるところや実家などが便利かもしれません。
でも、一度住んでみたい憧れの土地や、思い出の場所を本籍とするのもステキなことです。
あまり、本籍を変えすぎるのも、あとあと面倒ですが、落ち着いた頃に好きな場所へ変更するのも良いと思います。
パートナーや家族と、よく話し合って、納得できる本籍地を見つけてください☆
卒花ミュージシャン。
2013年7月に神戸のリゾートホテルで結婚式を挙げました。
ゲスト94名で最終金額が284万円。
節約しつつも満足が最優先!
ゲストにとって「いくつか参列した結婚式の1つ」ではなく、「ほかにはない、ずっと思い出に残る結婚式」を目標に全身全霊をかけて準備しました。
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そんな経験やアイディアを紹介し、1組でも多くのカップルの役に立ちたい!!という思いで、このサイトを運営しています。
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