挙式や披露宴の結婚式場を決めるには、来賓の方への気遣いや2人の思いを最大限に発揮する上でもっとも重要なポイントの一つになります。
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2人のテーマ、スタイル、優先順位を決める
まずは余計なことを考えずに何でも思い描くものを挙げていきましょう。一通りあげたら、優先順位を付けていき、絶対にやりたいことを絞っていきます。そうすると何を基準に会場を選べば良いのかが明確になります。
例えば、和装がしたいのなら神前式の挙式場があるのか、和装が映える写真スポットがあるのか‥という具合に会場選びでチェックする項目が見えてきます。
その中で、以下のポイントを参考にしてください。
情報誌やネットで候補をあげる
最近では、ほとんどの結婚式場がホームページを持っていたり、結婚情報サイトに登録しています。
まずは情報やネットを見て、場所(エリア)・予算・写真から自分達のテーマやスタイルに合う会場の雰囲気かどうかをイメージして数件に絞ります。
予算は最大出せる金額の7割程度にしておきましょう。10割にしてしまうと追加のオプションが全く受けれない事になります。
こだわりの演出がある際はそれができるかもチェックをしなくてはなりません。
例えばバンド演奏がしたいとなると、バンド演奏ができる会場に限定されます。また、機材レンタルはあるのか、音響設備はどのようなものがあるのか、機材を持ち込む場合は前もって機材を置いておけるのかなどチェックが必要になります。
ゲストの構成から会場スタイルを選ぶ
ゲストの構成は、親族だけなのか、友人や会社関係まで広く呼ぶのかなど、ゲストの顔ぶれと人数が大体想像できたら配慮するべき3つのポイントを抑えてください。
遠方からのゲストが多い場合
遠方からのゲストは移動に時間がかかる上、慣れない土地柄なので十分心配りしましょう。
- 駅や空港からのアクセス(利便性)を重視
- 式場近隣に宿泊施設の確認
- 駅からの送迎バスや交通機関の把握
赤ちゃんのいるゲストを招待したい場合
- 授乳室やベビーベッドの確認
- 分煙
年配のゲストが多い場合
- バリアフリーの設備が整っているか
- 料理(好みにあわせて調理法を変えれるかなど)
- 移動距離(遠方であってもホテルに泊まる事を嫌がる方がいます)
このように、ゲストの構成が見えてくると会場選びのポイントが絞られてきます。
料理やサービス内容
結婚式の費用で大半を占めるのが料理になり、楽しみにしている方も多いです。ですので、ブライダルフェアの試食会に是非参加してください。
メニューやドリンクの種類の確認だけではなく、どれくらい細かく対応できるかも確認しておきましょう。
- アレルギーや、ご高齢の方または、子供などゲストによって料理を変更できるか
- ランクアップの際は、何が変わるのかを確認
- スタッフの動き
- サービス料は掛かるのか(基本ホテルでは10%+消費税)
料理では最後のデザートまでしっかり考えられているか?という事も重要です。最後なので印象を大幅に左右されます。
持ち込み料の有無
何も考えていないと意外と掛かってしまう持ち込み料。
ドレスをはじめカメラマンや、ヘアメイク、その他小物にまでかかる所もありますので、確認しましょう。
信用できるプランナー(スタッフ)か
初対面又は、数回しか会った事の無い相手なのに信頼を置く事は難しいですが、新郎・新婦が不信感を持っていたらプランナーがどんな提案をしても裏を考えてしまう事があります。
これでは、同じ一つの物を築くパートナーとして不安が残ります。
大体の式場ではプランナーを変更出来ますが、繁忙期や小規模な式場ではプランナーを変更出来ない場合もあります。
プランナーさんによって完成度が左右されると言っても過言ではありませんので、最初の段階で自分達のテーマやイメージ、やりたい事をしっかり伝えてください。
理解してくれるのか、プラスαの提案をしてくれるのか、話しやすい相手かどうか必ずチェックしましょう。
まとめ
どの会場にもメリット・デメリットは必ずありますので、優先順位をしっかり持ち式場スタッフの言われた通りにならない様にしましょう。
結婚式のトラブルでは国民生活センターのまとめによると会場の契約・解約の相談が全体の9割もあり、慎重に選ぶべきポイントであることは間違いないです。
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