これで安心!婚姻届提出のための準備と手順

いよいよ結婚だー!!となったものの、入籍ってどうやってするの?

婚姻届の提出は大切な記念日になるので、必要書類や記入ミスがあると希望の日に入籍ができず悲しい思い出になってしまいます。

そうならないように、まとめたのでチェックしてください。

必要書類&提出時必要な4種類

  1. 必要事項を記入し、押印した婚姻届
  2. 本人確認書類(免許証やパスポートなど、写真入りの公的なもの)
  3. 婚姻する2人の印鑑
  4. 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)→2人とも提出する役所と本籍地が違う場合はそれぞれ必要

婚姻する際決めなければいけない事

本籍地を決める

一般的本籍地

  • 2人の新居
  • 夫側の本籍地
  • 妻側の本籍地

本籍地を決めるポイント

居住地に近い所

居住する場所に近い所が何かと便利です。

あまり遠方を本籍にすると、パスポート申請などで戸籍謄本が必要な時に取り寄せる際、面倒になります。

あまり変更しない場所

本籍地を何回も変更する事によって面倒になる事があります。

子供が出来て財産を相続する場合など、生まれてから今まで全ての戸籍謄本を集めなければならないからです。

例えば、転勤が多い方で6回転勤したとして毎回本籍を移動させていると全ての移動させた役所に戸籍謄本を取りにいかなければならなくなります。

 

余談ですが、本籍は居住先でなくても富士山や初デートの場所などにもできます。

子供が出来た時、「本籍がパパとママの初デートの場所だよ」なんてエピソードも素敵ですね。

苗字(姓)を決める

現在日本の法律では婚姻届を提出する際、夫婦どちらかの姓にする必要があります。

ちょっと古いですが平成7年に出た厚生労働省から出ている資料の割合では夫姓97%、妻姓3%にしているという現状があります。

⇒厚生労働省資料

とはいうものの親族様々な事情があり、特に妻が姉妹だけの場合では妻の親が姓を継いで欲しいと考えていることもありますので、双方の両親の了解を得てから新姓を決めるのが重要ですよ。

必要書類の入手方法

婚姻届

婚姻届は全国共通なので、どこの役所でも手に入ります。

書き間違いがあるので予備も含めて最低2枚はもらっておく事をおすすめします。

最近は、ご当地婚姻届などオリジナルな婚姻届で【特典】付きの地域があったりしますので是非チェックしてみてください。

⇒まちキュン ご当地婚姻届

戸籍謄本

本籍地がある市区町村の役所に提出する場合、戸籍謄本は必要ありません。

本籍地が違う場合は戸籍謄本が必要です。

2人とも違う場合は、それぞれ用意しましょう。

遠方の場合は、郵送で取り寄せることもできます。

最低でも1~2週間はかかるので、取り寄せる場合は早めに手続が必要です。

取得方法の詳細は役所のホームページなどで確認できます。

婚姻届を提出する日程から逆算して発行日が3か月以内の戸籍謄本を用意してください。

婚姻届の書き方

必要事項を記入する

丁寧な楷書体で書きます。

総務省の記載例

提出日

役所に提出する日です。

不備がなければ、提出した日が婚姻成立日になります。

氏名

旧姓で書きます。必ず本人が記入しましょう。

戸籍通りの正確な漢字とふりがなで書きます。

生年月日も忘れずに!

住所

現住所を書きます。

新居への転入届が提出済であったり、婚姻届と同時に転入届を出す場合は新住所でOKです。

本籍

それぞれ婚姻前の本籍を戸籍どおりに記入します。

父母氏名と続柄

実父母が婚姻中ならば父はフルネームで、母は名前のみ書きます。

他界している場合でも記入します。

離婚している場合は両親ともにフルネームで書きます。

続柄には長男長女は「長」、二男二女は「二」、以降は漢数字を記入します。

新姓と本籍

夫の姓か、妻の姓かレ点でチェックを入れます。

ふたりの新本籍も記入します。

分籍や離婚等ですでに戸籍筆頭者になっている人の姓を婚姻後の夫婦の姓として選び、その戸籍に入る場合は、記入せずに空白のままにします。

また、連れ子がいる場合は、養子縁組または入籍の手続きが必要になるため確認しましょうね。

同居を始めたとき

提出時に同居も結婚式もしていない場合は空欄にします。

初婚・再婚の別

いずれかにレ点でチェックを入れます。

再婚の場合は直前の婚姻について記入します。

夫妻について

一人暮らしだった人は自分の職業の欄に、親と同居だった人は世帯主の職業の欄にレ点でチェックを入れます。

国勢調査の年度に婚姻届を提出する場合は「夫妻の職業」の欄に、それぞれの職業を記入します。

その他

上記の「同居を始めたとき」が空欄の場合はここに「同居も結婚式もしていない」などと書くと良いでしょう。

そのほか、追記が必要な場合はこの欄に記入します。

届出人

「氏名」欄と同様に戸籍どおりに旧姓でそれぞれ記入します。

印鑑は実印ではなく、認印で問題ありません。

ゴム印やスタンプ式の印鑑はNGです。

証人

証人者は20歳以上の2名です。

証人者の署名、押印、本籍地の記入が必要なので、あらかじめ依頼をして準備をお願いしましょう。

親や兄弟でも可能です。同じ姓の場合はそれぞれ別の印鑑を用意してもらいましょう。夫婦の場合も別々の印鑑をお願いしましょう。

連絡先

書類の右下にあります。忘れないで!!

不備などがあった場合に、役所から連絡がきます。

日中、確実に連絡のとれる電話番号を記入しましょう。

シーン別婚姻届提出方法

婚姻届に記入漏れがあると受理されませんので提出する前にもう一度きちんと最終確認しましょう。

通常の役所に提出

基本的に役所は365日24時間提出できます。

夜間や休日の場合でも専用窓口があります。

代理人や郵送での提出もできます。

提出した日が婚姻成立日になり、不備があると後日訂正に行く必要があり、提出日(婚姻成立日)も変わってしまいます。

日にちにこだわりのある場合は気を付けてくださいね。

リゾート婚での提出

国内のリゾート地を一時滞在地としてその地の役所が認知すれば提出できます。

事前に提出先の役所に確認しておくと良いでしょう。

双方の本籍地がリゾート地にない場合は戸籍謄本が必要なので準備して持っていきましょう。

海外挙式での提出

現地の民法に従って挙式をすると、現地の役場にも婚姻の記録が残る場合があります。

個人で手続きすることも可能ですが、海外ウェディングプロデュース会社へ依頼した方がスムーズに確実に手続できるので、頼ったほうが安心です。

まとめ

いかがでしたか?

パッと見、役所の堅苦しい書類だし、書くところいっぱいあるし・・・と不安になるかも知れません。

でも、大丈夫!!

戸籍を見ながら、戸籍どおりに、そしてこの記事どおりに書いていけば問題無しです。

困った時は役所へ問い合わせれば教えてもらえます。

ご結婚おめでとうございます♪

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